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  • 【超入門】民泊新法の届出ってどうやるの?

    2025年7月17日

    はじめてでも安心!やさしく丁寧にステップ解説します!

    こんにちは!

    最近、「空き部屋を使って民泊をやってみたい」「副業として始めてみたい」という人が増えてきましたよね。
    でも、いざ始めようと思うとこんな疑問が浮かびませんか?


    「民泊新法ってなに?」
    「届出ってどうすればいいの?めんどくさそう…」
    「自分ひとりでできるのかな?」


    安心してください!
    民泊新法(=住宅宿泊事業法)の届出は、ポイントさえ押さえれば誰でもきちんとできる手続きです。
    この記事では、初めての方でもわかるように、

    ✅ 民泊新法とは?おさらい
    ✅ 届出の流れ
    ✅ 必要な書類・注意点
    ✅ スムーズに進めるコツ

    を、ステップごとにやさしく解説していきます!


    ■ そもそも「民泊新法」ってなに?

    まずは簡単におさらいから。

    民泊新法とは、正式名称を「住宅宿泊事業法」といい、
    2018年6月から施行された、住宅を使った宿泊サービスのための法律です。

    この法律に基づいて、住宅を使って宿泊業をするには、「届出」を行い、行政からの受理を受ける必要があります。

    ホテルのように許可を取るのではなく、「届出制」なので、
    比較的ハードルが低く、「これから民泊を始めたい初心者」にピッタリな制度なんです。

    ただし、営業日数が年間180日までに制限されるなど、いくつか条件もあります。


    ■ 【全体像】届出までの流れはこんな感じ!

    民泊新法の届出は、以下の5ステップで行います。

    ▷ ステップ①:物件・エリアの確認

    ▷ ステップ②:必要書類をそろえる

    ▷ ステップ③:オンラインで届出申請

    ▷ ステップ④:現地確認・書類審査

    ▷ ステップ⑤:届出番号の取得 → 営業スタート!

    それでは、順番に見ていきましょう!


    ■ ステップ①:物件とエリアを確認しよう!

    まず最初に確認すべきは、**そもそもその物件で民泊ができるのか?**ということ。

    ✅ チェックポイント

    • 【用途地域】:住居専用地域だと制限がある場合も
    • 【建物用途】:住宅であること(店舗や事務所は×)
    • 【集合住宅の場合】:管理規約で民泊が禁止されていないか
    • 【大家さんの許可】:賃貸なら必ずオーナーの承諾が必要

    不安な場合は、物件の登記簿や建築確認書を見たり、行政や建築士に相談しましょう。


    ■ ステップ②:必要書類をそろえよう!

    届出にはいくつかの書類が必要です。代表的なものは以下のとおり:

    【本人確認関連】

    • 住民票(法人の場合は登記事項証明書)
    • 身分証明書(運転免許証など)

    【物件関連】

    • 建物の登記事項証明書
    • 間取り図・配置図・写真
    • 消防計画書(必要な場合)

    【運営体制関連】

    • 管理者の選任届(本人または委託業者)
    • 標識の設置予定図面(入口に表示するもの)

    基本的には「住宅である証明」と「安全に運営するための準備」が確認できるものが必要です。


    ■ ステップ③:オンラインで届出申請!

    民泊新法の届出は、専用サイトからオンラインで申請します。

    ● 住宅宿泊事業ポータルサイト(観光庁)

    URL:https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/

    このサイトにアクセスし、「住宅宿泊事業の届出」から申請をスタートします。

    アカウント登録をして、物件情報・宿泊日数・管理者の情報などを入力し、
    前ステップで準備した書類をアップロードしていきます。


    ■ ステップ④:審査・現地確認・修正依頼

    オンライン申請後、管轄の自治体(市区町村・保健所)によって内容審査や現地確認が行われます。

    ● よくあるチェックポイント

    • 消防設備(煙感知器、消火器など)の設置状況
    • トイレや洗面所が清潔で衛生的か
    • 標識(事業者名・届出番号・緊急連絡先など)の掲示があるか

    また、不備や不足があった場合は修正・追加資料の提出を求められることも。

    審査には通常で2週間〜1ヶ月程度かかることが多いです。


    ■ ステップ⑤:届出番号の取得!民泊営業スタート!

    無事に審査が通ると、「届出番号」が交付されます。これで合法的に民泊営業がスタートできます!

    Airbnbや楽天LIFULL STAYなど、民泊予約サイトにこの届出番号を登録すれば、予約受付が可能になります。


    ■ 【注意点】届出後もやるべきことがある!

    届出が終わったあとも、運営者としてやるべきことがあります。

    ✅ 標識を入口に掲示する

    宿泊施設であることを明示するために、名前・届出番号・緊急連絡先を含む標識を玄関付近に掲示する必要があります。

    観光庁が提供するテンプレートを使えばOK!

    ✅ 年2回の定期報告(宿泊実績)

    • 宿泊者数
    • 国籍(外国人/日本人)
    • 宿泊日数 など

    を、**年2回(1月と7月)**報告する義務があります。
    報告しないと罰則があるので、忘れずに提出しましょう!


    ■ 【裏ワザ】民泊代行業者に頼むという選択もアリ

    「やっぱり自分でやるのはちょっと不安…」という方には、民泊代行業者にまるっと任せる方法もあります。

    彼らはプロなので、

    • 書類の作成・届出サポート
    • 消防や行政とのやりとり代行
    • Airbnbの登録や運営・清掃まで一括対応

    といったサービスを提供してくれます。
    費用はかかりますが、安心してスムーズに始められるので、初心者にはとても人気です。


    ■ まとめ:民泊新法の届出は、思ったよりカンタン!

    いかがでしたか?

    民泊新法の届出は、最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、
    ポイントを押さえれば意外とシンプルです。


    🎯 届出の5ステップまとめ 🎯

    1. 物件とエリアを確認する
    2. 書類をそろえる
    3. 専用サイトでオンライン申請
    4. 審査・現地確認を受ける
    5. 届出番号を取得して営業開始!

    これから民泊を始めたい方は、まずは自分の物件が対応可能かをチェックして、
    少しずつ準備を進めていきましょう!

    「ちょっとやってみたい」から始まった副業が、あなたの新しい収入源やライフスタイルになるかもしれませんよ。

    不安な方は、専門家や民泊代行業者に相談してみるのも一つの手です。
    興味がある方は、お気軽にご質問くださいね!

    次回は「旅館業許可を取って民泊をやる方法」についても解説予定です。